16日間のコンチキツアーcontikiに参加した話①
こんにちは、シシーです。
今回はマルタ留学のあとに参加したツアーの話です。
日本では知名度が低いのですが、現地集合・解散型のバスツアー
「contiki(コンチキツアー)」に参加してきました。
わたしの参加したプランはヨーロッパ数か国を16日間かけて旅行するもの。
アメリカ大陸横断とか、ヨーロッパでも西や東、アジアなどいろいろプランがあります。期間も1週間から長いものだと1ヶ月くらい。
年齢制限があるので、まったり旅をするというよりは仲間とワイワイしながら異文化に触れるっていうスタンスだと思います。
Contiki - Travel Tours & Adventures for 18-35 year olds
英語のサイトしかないですが、基礎がわかれば簡単に申込みできます。 いろいろ検索して、自分の興味と予算に合うものをピックアップしてみてください。
日本のエージェントとか大学の生協?がいくつか代行をやってるみたいですが、直接手続する方が安いし、難しくないのでお勧めです。
わたしが申し込んだのはこれ
Europe tours | European trail | Europe | Contiki
ロンドン(集合のみ)から東ヨーロッパを回って、ローマで別れました。(リンクはスイスなどを経由して最後ロンドンまで戻るツアーです)
ちなみに、1番気になる費用の話ですが、当時の時価でUS$ 2,065.50、総額23万8010円を前払いしています。それから現地に来て、コンチキ主催の有料オプションをいくつか追加(1万8219円)したので25万6229円。交通費、朝食含む宿泊費、たまに夕食、たまにアクティビティ、上記を含んで16日でこの値段が高いと感じるか安いと感じるかはそれぞれですが、移動の楽さを考えるとオトクだったかなと思います。短期間で10都市訪れることができているので。
「ヨーロッパのツアーだからヨーロッパ人は参加しない。おそらくマルタで学んだ英語をネイティヴとの交流で活かせる・・・」そう思って申し込んだ2月、それから半年後の8月下旬がわたしのコンチキの初日でした。
ロンドンでの1人観光最終日、「もっとロンドンで過ごす時間をとっておくべきだった・・・」と後悔しながら、コンチキの事務所へ、前日顔合わせミーティングに。もうこの時点でかなり後悔していました。ロンドンにいたかったし。なにより英語スキルとか、友達出来るんかな問題とか、ほんとにこのままロンドンに滞在しようかと思ったくらい。
で、ミーティングの場所に行くんだけど、日本人が1人もいない。アジア人すらいない。ほんとに翌日からのツアーが怖くなったよね。スタッフのお兄さんが英語でいろいろ説明するんだけど、なにを言っているんだかわからない。隣に座った子が話しかけてくれて、とりあえず国籍の自己紹介はしたけど、そのあと何を聞いてくれたのかわからない。(Have you done なんとかかんとか・・・)ほんとにこれで16日やっていけるのか死ぬほど不安でうっすら後悔もしていました。。
翌朝、ミーティングと同じ場所に向かうためロンドンのゲストハウスを5時に出発。
まだ夜明け前のニュークロス駅を横目に、ロンドンの空と同じような暗い気持ちで2階建てバスに乗り込んだのでした。
②につづく!
【レポ】某ブランド買取「ブランディア」に査定を依頼した話
こんにちは、シシーです。
今回は方向性を変えて(?)日本の日常の話をさせてください。
というのも、以前やっていたアメブロで(すいません3年近く昔の話です)投稿していた記事を、アメブロはすでに消したのですがコピペしてメールボックスにおいていたのを今見つけまして・・・
これは拡散案件かな?っと思ったので、そのままコピペする次第です。(以下コピペ)
「某有名ブランド買取サイトに出したけど全然・・・・」という話をしたいと思います。
たぶん
「ブランディア 口コミ」「ブランディア 査定額」で調べてきてくださった方に見ていただきたい
こちらの「ブランディア」さんがどーいったシステムのサイトなのか、ですが
単純にリサイクルショップ・衣料品の買取をしてくれるネットのお店です。
(たぶんそういう解釈でいいとおもう・・・・)
査定を依頼して、段ボールが届くので、それに売りたいものを詰めて、送るだけ。
もちろん送料などはむこうが負担してくださいますし、査定は無料です。
値段が納得いかなかったら、その商品だけ引きとることも可能。
なんて親切で便利なシステムなんでしょう。
だいたい送って、到着報告が来てから1週間ちょっとかな?で、見積もり報告もきました。
「さっそく家の箪笥クローゼットで眠っているあのお洋服を売ろう!」
と思ったそこのあなた、ちょっと待ってください!
まず、忘れてはいけないこと
ブランディアは「ブランド品買取専門」のリサイクルショップです。
ノーブランドはもってのほかですが、そこらのショッピングモールなどで扱っているブランド(というかメーカー)の商品なども対象外です。
わたしも庶民ですので、基本的にそういうものしか持っていない
あと、持ってるブランド物は全部厳選して購入したものだし売る必要もない
んでんで、買取ブランドリスト を参考に、売れそうなものかつもう着ないだろうというものを引っ張り出してきました。
スナイデルのワンピとか、リリーブラウンのワンピ、コートとか。
今シーズンのものもありました。ワンピで一着13000円くらいでした。
で、査定結果ですが・・・・・・
くsssっそわろた
二度見しました。
結局全部返却して、フリマアプリで個人的に売買をしたのですが、
ここで売ることを考えると、1000円でも回収できた方がマシです。
おそらくもっとハイブランドになれば査定額も違ってくるんだと思いますが、
高額査定(笑)という感想が素直なところです。。。
やりとりの流れや対応などはとても丁寧でスムーズでしたので、
一度自分が持っている不用品(ハイブランド!!!)がどれくらいの相場で売れるのかを知りたい方にはいいかもしれません。
参考になれば幸いです。
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ここまでがコピペです。ちょっと昔のことで口調が今以上にあれなんですが、もうめんどくさいのでそのまま貼り付けました。(あとおたく女子御用達アクシーズが出てるのもかなり恥ずかしい)
前述のとおり3年ほど前の話なので、今現在の買い取り相場などはどうなっているのかは分からないですが、改めて口コミを調べたらやっぱり高額査定はされていない感じですね。。
当時のやりとり自体には嫌な印象はまったくなかったのですが、最近の口コミだと対応も悪いみたいに書かれていて心配になります。^^;
フリマアプリが定番になっている昨今、ブランド買取や個人取引など、うまいこと活用して断捨離&お小遣い稼ぎができるといいですよね。(うまくまとめたつもり)
【新着】snidel(スナイデル) ワンピース サイズF レディース ボルドー ニット/シースルー【20170828】【中古】
- ジャンル: ワンピース
- ショップ: ブランディア 楽天市場店
- 価格: 6,534円
(わたしのスナワンピも10円買取の7000円販売になるところだったわ・・・)
観光・留学どんなときにも!日本から持参したいオススメ土産
こんにちは、シシーです。
毎日更新を目指して頑張ってるよ~~~
今回は留学はもちろん、観光・出張などで海外を訪れた際に現地のひとに配りたいオススメお土産を紹介したいと思います!
ゴマドレ
前回の記事
でもちらっと触れましたが、大手、プライベートブランド関係なく日本のごまドレッシングは最高にウケがいいです。
説明する時は「セサミ」「ソース」「ウィズサラダ」でだいだいOKです。笑
どこの国の人もみんな気に入ってくれて、トルコ人は帰国前にアジアンマーケットで買っていました。現地調達は500mlで14ユーロと日本の3倍以上しましたので、お土産として持参した方がいいです。ただ日本の食品メーカーが作っていたものだったので、味はそこまで変わらなかったみたいです。
もし、わたしの友人と同じようにゴマドレの味に惚れ込んでアジアンマーケットで買う!と言っている友人がいれば(ゴマドレに限った話ではないですが)できる限り同行してちゃんと日本の製品かどうかをチェックしてあげてください。
というのも、マルタでごま油がほしくて中国製のものを購入したら日本人が食べ慣れている味ではなかったので、、そのごま油は結局捨てました、、、
ハイチュウ
お菓子です。欧米人は好きな味だと母から聞いて持参したら本当にみんな気に入ってくれました。いわゆるバラまきみやげにいいと思います。
ハーベスト
お菓子です。これも欧米人的に親しみやすい味のようで、人気がありました。
柿の種(わさび味)
お菓子です。「WASABI」はSUSHIのおかげで説明する手間も省けますし、おいしいおいしいと食べてもらえました。柿の種に限らず、わさび味のおかしは話題性があっていいと思います。せんべい系では「おにぎりせんべい」も持参しましたが、こっちについては「あー、おいしいね」程度の薄いリアクションだったのでなんともです・・・
向こうは甘くないお菓子というのが珍しいので、それがハマるかどうかはその人次第って感じです。
甘いもの
とにかく、向こうの人お菓子といえば「チョコ!」「ビスケット!」みたいなものが定番なので、変にひねったものでなくて日本のチョコなどを持っていくのが一番喜んでもらえると感じました。あられやおかきなど、海外にない食感で日本っぽいからホストファミリーへの手土産にいいよと言われたりするようですが、個人的には日本のおいしいチョコなどの方がわかりやすくていいと思います。抹茶味とかも日本人的にはおいしいんだけど、欧米人の好き嫌いは分れるようなので。。
そのほか、話題性で持っていった「茎わかめ」は日本人にしか人気がなかったです。笑
それでもトライして感想をもらって、そこから話が拡がるので、ひとつくらいコアなものがあってもいいと思います。
留学前に色々調べて、いろいろなブログでおすすめされていた「お好み焼きソース」ですが、実際作って振る舞ってみたところ反応は微妙でした。単にわたしの腕が悪いのもあると思いますが・・・
料理系ならおこのみやきよりお勧めしたいのはコレ!
カレールウ
材料は現地で揃います!ルウ自体もアジアンマーケットで高いけど売っていました。
カレーはほんとに間違いないです。ただ、豚エキスが入っているので、アメリカへはおそらく持ち出せないのと、ムスリムの人には食べさせられません。そのあたり注意してください。
それから冒頭の写真にものっている「マカロニサラダ」は現地のもので安く調理できるうえに、日本独特のおかずなのでよくお食事によばれたら作って持参していました。これも万国共通でウケがよかったですよ!
以上、すべて食品になってしまいましたが、海外に持っていくおすすめのお土産でした~
海外留学で持って行ってよかったもの
こんにちは、シシーです。
今回はマルタでの語学留学で個人的に役に立った「日本から持って行ってよかったもの」を紹介していきたいと思います。
ちなみに、わたしのケースは学生寮暮らし(週1でハウスキーパーの掃除あり)の海外生活なので、ホームステイとかだとちょっと変わってくるかもしれないです。
手拭い(100均)
これ、ぶっちぎりのナンバーワンです。
かさばらなくて、すぐに乾いて、最悪なくなっても(100円だし)気にならない。
2枚持って行ったのですが、1枚はキッチンで手を拭く用、1枚はハンカチ代わりやビーチで体を拭いたり、首に巻いたりに使っていました。
「日本っぽい柄の方がウケるやろ」っていう下心で忍者柄とか持って行ったけど、そこは誰にも指摘されなかった
ピンチハンガー(100均)
こういうやつです。靴下とかを干す。これもダ○ソーで購入できます。すごいよ100均。
洗濯も自分たちでする必要があったので、(しかもわたしの寮は洗濯機・乾燥機が有料)これはかなり重宝しました。留学後の欧州旅行でも手洗いしたものはこれで室内干ししたり。水着を干すのとかにも使ってました。
たぶんホームステイでも、あるとかなり便利じゃないかなと思います。向こうの洗濯物ってハンガーじゃなくて紐にそのままひっかけて干すスタイルが主流みたいなので。。
風呂桶
- ジャンル: キッチン・日用品雑貨・文具 > タオル・バス用品 > バス用品 > 洗面器
- ショップ: コレクションケースのお店
- 価格: 860円
これは楽天で購入。折り畳みのできる風呂桶です。ほんとにペタンコになる!
手洗いの際にタライがないと嫌だな~と思って持っていきました。結果、おそらく各部屋に1つタライは備品としてあったのですが、誰かが使用していたら使えないし、共有ってなんか気持ち悪いしで持ってきてよかったな~って思いました。
ユニクロのウルトラライトダウン
場所と季節によるけれど、わたしは持ってきてよかった~と思ったものです。
4月のマルタは想像以上に寒くて、5月下旬くらいまで外出時に持って行って、夜は着てることが多かった気がします。
ゴマドレッシング
食品関係であればこれはまじで間違いないです。自分用に持って行ったけど、トルコ、韓国、イタリア、ロシア・・・どこの国の人も一口食べて「すごい美味しい!」「アマゾンで買う!」と大興奮していました。
フツーに現地でレタスとかブロッコリーを買って調理して、かけるだけですが本当に人気でした。
マイ箸
ホームステイでも便利だと思います。パスタもステーキもお箸で食べちゃう系日本人の自覚がある方はぜひ。。。
現地でも買えるけど、とりあえず新品を何枚か持っていけば便利です。ビーチのときの小物入れにもなるし、食べ物を保存したり、濡れた水着を入れて~とか、かさばるものでもないのでオススメです。
おまけ
もちろん現地で調達可能です。が、圧倒的に日本製のノーブランドの方が品質がいいです。現地の製品も使い出せば慣れてくるのですが、「日本ってすごいな」って改めて感じた瞬間です。笑
でも正直、そういうカルチャーギャップを楽しんでこその海外生活だとわたしは思っているので、必要以上に日本のものを持っていくことはないと思います。
特にお茶やお味噌汁なんかはほんとに欲しかったらアジアンマーケットで買えるし、なければないで問題ないとわたし自身は思いました。顆粒だしとか1箱持って行ったけど、結局ほとんど使わず帰ってきたし。
また思い出したら追加します。
次は「持ってこなくてよかったもの」「おみやげに人気の日本食」でエントリーできたらなと思っています。
体験記:マルタでの語学留学【メリット】
本日は昨日に引き続き、マルタ留学で感じたメリットを書いていきます!
たぶんデメリットよりもあっさり終わると思う。
1.海がキレイ
なんといってもマルタの1番の魅力はここじゃないでしょうか。
特に我々日本人・・・太平洋側や海なし県出身の人からすると、「うせやろ!?」ってくらい透き通ったブルーの海です。
とはいえ、海水浴場としてオープンしているビーチはそこまで真っ青!っていうのは少ないんですけどね。。
わたしはセントジュリアン付近に語学学校があったので、ちょっと歩いたら海辺に行けるっていうのはすごく素敵でした。
2.安いものは安い
4月に来た当初、イチゴが旬だったようで1パック(何グラムあるかな・・・)がたったの2ユーロで売られていた時期がありました。
しかしデメリットで述べたとおり、基本的な物価は日本とそう変わらないです。
3.スローライフ
マルタは欧州ではリゾートアイランドとして有名で、みんなのんびり過ごしています。日本で毎日せわしなく生きていると、マルタでの生活が本当に贅沢だったなと思いますよ。(仕事してないからあたりまえかもしれないけど)
4.気温的には快適?
夏は暑い!けども日本の嫌な感じの暑さではないです。夏以外の季節なら、イギリスにくらべて温暖だし、日本よりも過ごしやすいです。
5.ヨーロッパ旅行ができる
これがマルタに留学している学生にとって1番のメリットです!!(ズバリ)
マルタを拠点に欧州を旅できるので、LCCを使うこともできるし、みんなホリデーを取得して数か国周遊していました。ちなみにわたしはマルタからはスペインとトルコに行ったのみでしたが。。
6.語学留学費用はやっぱり安い
なんだかんだで結局これが大きいのかなと思います。
恐らくフィリピン留学の次くらいに安く済むのでは?細かい諸経費も後日記事にしようと思いますが、航空券、学費、寮費、生活費、娯楽費すべて含めて4カ月で100万もいっていないと思います。
あっ・・・もう出てこない・・・
とにかく、めちゃくちゃ都会!とか、逆にめちゃくちゃ田舎!でないところに滞在したければ、マルタはおすすめです。文字通り環境的な意味では。
英語学習に焦点を当てると、ちょっと変わってくるかなという気もします。
何か詳しく訊きたいことなどあれば、ぜひぜひコメントくださいね~^^
▼デメリットはこちらで記事にしています
体験記:マルタでの語学留学【デメリット:後半】
マルタの語学留学デメリット(後半)です。
前半は主にマルタで生活する上での住環境のことなどがメインでしたが、ここから本題に入って「ぶっちゃけマルタで英語勉強できるの!?」ってところに突っ込んでいきます。
前半はこちら。
マルタ語学留学で感じたデメリット(後半)
6.わりと日本人留学生がいる
カナダやオーストラリアに比べてマイナーな語学留学の国、マルタ!
現地でもアジア人で固まってしまうと、語学力が伸びない!
マルタに来るのはヨーロッパ人!日本人は少ない!!
そんな理由もマルタを選んだ1つにあったわけですが、いざ学校に来てみると、いるわいるわ日本人。。
学内の日本人LINEグループがあったのですが、入ってない人も加えると40名~ピークで50名はいたんじゃないでしょうか。(ちなみにトルコ人は100名だったそう)
街を歩いていても、ほかの語学学校の日本人学生と結構すれ違いました。
韓国人はそこまで多くなかったけど、それでも20名ほどはいたと思います。
7.ヨーロッパ人学が生少ない
まさかの。
なぜかめっちゃブラジル人が多い。同じくらいトルコ人が多い。(これはもうマルタの語学学校全体に言えることだと思う)
ヨーロッパ人は比較的英語ができるので上のクラスにちょっといるかなって程度です。これはもう学校にもよるんですが、うちの学校はマルタでcheepest one だったので(これ入学してから知った)西欧人はほんとにいなかったです。東欧・ロシアはそれなりに・・・って感じかな?
中級までのクラスは5割トルコ人、4割南米人、1割アジア人って感じです。上級になると4割南米人、3割ヨーロッパ人(ロシア含む)、2割アジア人、1割トルコ人・・・くらいでしょうか?
クラスの定員が12人で、日本人はどこのレベル・クラスにも1人か2人はいました。
ドイツ人とかスイス人、フランス人の友人がほしい人はそのあたりちゃんと調べた方がいいです。。
アジアと言えば、モンゴル人もちょいちょいいました。
8.先生について
マルタはイギリスの植民地だった国、マルタの英語はイギリス英語です。が、マルタにもやっぱりマルタのアクセントはあるんです。先生はほとんどがマルタ人、たまにイギリス人。普段映画などでアメリカ英語に慣れている日本人には特にリスニングの点で少し難しいかもしれないです。慣れれば大丈夫なんだけど。
あとよく言われることなのですが、イギリス英語とアメリカ英語だとそもそもの単語が持つ意味が違ったり、スペルや活用形が違ったりがあるので、やっぱりアメリカ英語を学校で習ってきた日本人には少しとっかかりにくいのかも。
9.英語の質
最後の最後で語学留学一番の目的である「英語の質」ですが、正直わたしはマルタに来た初日で後悔しました。
というのも、マルタの公用語はマルタ語と英語なんですね。道路標識・バスの案内などは基本2ヵ国語です。地元の人ももちろん英語で対応してくれるのですが、マルタ人同士のやりとりは基本マルタ語です。
スーパーなどで耳に入ってくる言葉が英語じゃないっていうのは、生活の中での語学学習の機会を逃しているなって痛感しました。
マルタの後に欧州を旅行して、目にする言葉、耳にする会話が全く理解できないのは結構なストレスになるんだなっていうのも感じました。マルタでもスーパーとか、野菜の表記がマルタ語だけだったりします。
常に英語に囲まれている生活がしたいなら、やっぱり英語が第一公用語の国へ行くべきでした。
あと寮のおっちゃんのイタリア訛りの英語はほんと~~~に聞き取れなかった。
10.現地人(ネイティブ)と交流しづらい
これ、本当にマルタ留学の一番難しいところだと思います。大学間の交換留学生なら問題ないですが(そもそもマルタにはマルタ大学ひとつしかありませんが)語学学校で語学留学をしている人にとって、「どれだけ現地の人(ネイティブ)と接することができるか」が重要だと私は思います。
学校で色々な国からの留学生と知り合い、様々な文化交流ができたことは本当に貴重な経験になりましたが、お互い第二外国語(=英語)での会話になるため、相手から学べること※が本当に少ないんです。
※この場合の「学べること」というのは生き方とか接し方とかではなく、単に英会話のボキャブラリーや言い回しの話ですので誤解さならぬよう・・・
それに、自分が新しいスラングを学んで使っても、相手がその語句を知らなかったら会話は成り立たないですよね。ネイティブではそんなことは起こり得ないので。
たとえば以前わたしは「what did you get up to today?」というフレーズをオージーから学んだのですが、トルコ人にはそれでは通じないので「What did you do today?」を結局使ってしまう・・・、なかなかお互いにブラッシュアップするのが大変だなと感じました。
マルタでマルタ人とお友達になりたかったのですが、小さな島国、なかなかそういった交流の場がなく、meetupで1つだけ見つけたマルタのコミュニティに入ったものの、メンバーがかなり年配の方ばかり・・・結局参加せずに帰国してしまいました。
やはりネイティブとの交流がしたい・現地で現地の友人を作りたいという方は、大きい都市・国に留学するべきだと思います。
特に長期留学。語学学校は毎週が誰かとの別れがありますから、長く一緒に過ごせる友人がネイティブだったら、もう言うことなしですよね。
おまけ
クラブ、いわゆるナイトライフがあまり好きじゃない人には向いてないかもしれません。そんな立派なミュージアムやシアターがあるような街ではないので、娯楽が昼の海水浴、夜のパーチャビル(クラブ)だけです。
わたしはこの点でも退屈に感じました。
感想
やっぱり留学前に
- 自分が何を修得したいのか
- 現地で何をしたいのか
- どんな人とコネクションを持ちたいのか
をしっかり考えるべきだと思いました。
それでもマルタでしか出会えなかった友人・先生、見れなかった景色があります(それはどこに行っても同じことだけど)
メリットも含めて、追々ちゃんとした感想も書いていけたらと思います。
これからマルタ留学を考えている方、参考になれば嬉しいです!
▼メリットも書いたよ
体験記:マルタでの語学留学【デメリット:前半】
滞在中にレポを1つも書かず、早速結論から入るのかよって感じですが
実際にマルタでの語学留学を経験して、感じたことを書いていきます。
先にどちらから書き出すのが定石なのでしょうか・・・
とりあえず、筆者はデメリットの方が多く感じていたので、こっちを先に書き出したい。
以下マルタで語学留学して感じたデメリット(前半)
1.遠い
ぶっちゃけてそこです。日本からの直行便がない(2017年10月時点)マルタ共和国、手段はトルコ航空(イスタンブール経由)かエミレーツ航空(ドバイ経由)の2つしかありません。
わたしはトランジット含めると24時間かけてマルタまでえんやこらしました。(えんやこら・・・)
そんだけ時間と労力をかけてくるんだから、3ヶ月は滞在したら?っていうのが先生たちの意見でした。1ヶ月の短期で来ている日本人も結構いましたが。。
これは帰国してから思ったのですが、「今度は旅行でまた行きたいな~」と思っても、なかなかめんどくさいので尻込みしちゃいますね。
2.暑い
日本の蒸し暑い夏に比べるといささか快適かもしれませんが、私は4月から8月のハイシーズンに滞在したので、特に7月からは暑くて授業のあとに出かけるのがつらかったです(事実ほぼ屋内こもっていた)。「ヨーロッパ・英語・日焼けしたくない」って条件だったら絶対ロンドンじゃないでしょうか。マルタはほんとに雨が降らないです。夏の期間だけに行くなら、カナダとか涼しくておすすめだと思います。行ったことないけど。
3.海・泳ぐことが好きならいいけど
これはもう、個人によってメリットにもデメリットにも転びます。
私の場合は後者です(なぜマルタにしたし)。日焼けもしたくないし、泳ぎも得意じゃないので放課後の“Let's go to the beach!!!”が結構つらかった。。
海はほんとにきれいですよ。(わりと汚いところもありましたよ)
4.物価がそんなに安くない
むしろ高い。マルタを選んだ理由のひとつに「物価が安いらしい」っていうのがあったんですけど、全然そんなことなかったし、日本と同じかそれ以上するんじゃない!?って思うことも多々ありました。学校の先生も「アコモンデーション(寮などの住宅費)はロンドンに比べると格段に安いけど、果物はロンドンより高い」と言っていました。
たしかに居住費が安いから、学費・滞在費ふくめた全体的なお値段はロンドンより圧倒的に安くなると思います。
小さな島国なので、どうしても輸入物が多くなるんでしょうね。
マルタでの出納帳を見返すと、6月に激安スーパーLidl(リドル)で買った鳥もも肉500グラムが3.29ユーロでした。日本円で時価430円くらい?激安スーパーでこの価格なので、やっぱり日本と大差ないよね。おいしいからいいんだけど。
5.建物がそんなにおしゃれじゃない
「ヨーロッパの建築や文化が好き!」だからヨーロッパ圏で語学留学したかった私。
空港に降り立ち、送迎の車に乗り込んで見えてきたマルタの風景・・・
「思ってたんとちがう」
おしゃれな感じをお求めの方は、ちょっとがっかりすると思います。古代ギリシアとかローマとか遺跡系が好きな人にはいいかも。
マルタの山で採れる白い石を使って住宅を作っているそうで、どこに行ってもこんなおうちでした。
すいません、思いのほか熱く語り過ぎてとんでもない長さになったので前半後半分けたいと思います。
後半は語学留学の一番の目的、マルタの英語の質について思ったことを書いていきますので~。下のリンクからどうぞ。