体験記:マルタでの語学留学【デメリット:前半】
滞在中にレポを1つも書かず、早速結論から入るのかよって感じですが
実際にマルタでの語学留学を経験して、感じたことを書いていきます。
先にどちらから書き出すのが定石なのでしょうか・・・
とりあえず、筆者はデメリットの方が多く感じていたので、こっちを先に書き出したい。
以下マルタで語学留学して感じたデメリット(前半)
1.遠い
ぶっちゃけてそこです。日本からの直行便がない(2017年10月時点)マルタ共和国、手段はトルコ航空(イスタンブール経由)かエミレーツ航空(ドバイ経由)の2つしかありません。
わたしはトランジット含めると24時間かけてマルタまでえんやこらしました。(えんやこら・・・)
そんだけ時間と労力をかけてくるんだから、3ヶ月は滞在したら?っていうのが先生たちの意見でした。1ヶ月の短期で来ている日本人も結構いましたが。。
これは帰国してから思ったのですが、「今度は旅行でまた行きたいな~」と思っても、なかなかめんどくさいので尻込みしちゃいますね。
2.暑い
日本の蒸し暑い夏に比べるといささか快適かもしれませんが、私は4月から8月のハイシーズンに滞在したので、特に7月からは暑くて授業のあとに出かけるのがつらかったです(事実ほぼ屋内こもっていた)。「ヨーロッパ・英語・日焼けしたくない」って条件だったら絶対ロンドンじゃないでしょうか。マルタはほんとに雨が降らないです。夏の期間だけに行くなら、カナダとか涼しくておすすめだと思います。行ったことないけど。
3.海・泳ぐことが好きならいいけど
これはもう、個人によってメリットにもデメリットにも転びます。
私の場合は後者です(なぜマルタにしたし)。日焼けもしたくないし、泳ぎも得意じゃないので放課後の“Let's go to the beach!!!”が結構つらかった。。
海はほんとにきれいですよ。(わりと汚いところもありましたよ)
4.物価がそんなに安くない
むしろ高い。マルタを選んだ理由のひとつに「物価が安いらしい」っていうのがあったんですけど、全然そんなことなかったし、日本と同じかそれ以上するんじゃない!?って思うことも多々ありました。学校の先生も「アコモンデーション(寮などの住宅費)はロンドンに比べると格段に安いけど、果物はロンドンより高い」と言っていました。
たしかに居住費が安いから、学費・滞在費ふくめた全体的なお値段はロンドンより圧倒的に安くなると思います。
小さな島国なので、どうしても輸入物が多くなるんでしょうね。
マルタでの出納帳を見返すと、6月に激安スーパーLidl(リドル)で買った鳥もも肉500グラムが3.29ユーロでした。日本円で時価430円くらい?激安スーパーでこの価格なので、やっぱり日本と大差ないよね。おいしいからいいんだけど。
5.建物がそんなにおしゃれじゃない
「ヨーロッパの建築や文化が好き!」だからヨーロッパ圏で語学留学したかった私。
空港に降り立ち、送迎の車に乗り込んで見えてきたマルタの風景・・・
「思ってたんとちがう」
おしゃれな感じをお求めの方は、ちょっとがっかりすると思います。古代ギリシアとかローマとか遺跡系が好きな人にはいいかも。
マルタの山で採れる白い石を使って住宅を作っているそうで、どこに行ってもこんなおうちでした。
すいません、思いのほか熱く語り過ぎてとんでもない長さになったので前半後半分けたいと思います。
後半は語学留学の一番の目的、マルタの英語の質について思ったことを書いていきますので~。下のリンクからどうぞ。